2025年12月15日、広島大学は、東広島キャンパス法人本部棟において、越智光夫学長および株式会社中国放送 宮迫良己代表取締役社長の出席のもと、株式会社中国放送（RCC）と「地域社会の安全・安心に関する連携協定」を締結しました。

今後、両者は本協定に基づき、安全・安心を実現する「創る平和」並びに地域社会における安全・安心に関する情報の発信及び啓発に関する取り組みを行います。また、災害その他の緊急事態発生時における情報の迅速かつ適切な共有についても、相互に連携・協力して対応します。

• 学長・社長挨拶要旨

締結式では、はじめに越智学長が挨拶し、本学が推進する「President 5 Initiatives for Peace Sciences－
新しい平和科学(安全・安心を実現する「創る平和」)」の理念のもと、地域社会に対する知の還元と社会貢献への決意を述べました。また、自然災害の増加や地域課題を例に挙げ、科学的知見に基づく分析と正確な情報発信の重要性を強調しました。

続いて、宮迫代表取締役社長は、中国放送が地域に根差したメディアとして歩んできた歴史を踏まえ、2025年2月に始動したRCC安全・安心プロジェクト「Life」の取り組みを紹介しました。本協定を通じて、大学の知見とメディアの発信力を結集し、地域社会の安全・安心に貢献していく考えを示しました。

当日は、中国放送のマスコットキャラクター「レモナルド・レモンチ」と、広島大学マスコットキャラクター「ひろティー」も登場し、協定締結の門出を彩りました。